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「さてと仕事に戻・・・・・・」
「冥一!!」
冥一が最後まで言う前に裁きの館の扉が開き金色の鎧を着、右に眼帯を付けたボサボサ髪の男が入って来たのだ。
「龍騎将刀牙か?何の用だ?」
「我が主に言われてな。冥一。貴様が勝手に死者を蘇らせあげくの果てにその者に死鬼を狩りに行かせるとな!
返答次第では貴様を討つ!」
「確かに勝手に蘇らせたのは悪かったが彼には
素質があったからな。」
「素質だと?」
刀牙は冥一の一言で表情を変える。
「戦闘関係がね彼の行いを調べたら今まで無敗だったしね。
それに戦闘なら刀牙。君の娘より強いと思うよ?」
「なっ・・・・
なるほどな。なら調べさせてもらう。貴様がそこまで言う男の実力をな!
もし俺の娘が負ければ我が主には理由を説明してやろう!
もし奴が負けたら冥一。その時は覚悟しておけ!!」
と刀牙は言うと裁きの館から出ていく。そして冥一は溜息を吐き苦笑いしながら
「やれやれ。昔より堅物になりやがったな。刀牙。」
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