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「くそが!」
俊一はすぐに翠蓮から離れようとするが翠蓮はすぐに俊一の目の前に現れる。
それを見たヴィータは
「動きが全然違うな。アルシア。
翠蓮は何をしたんだ?」
「えっと。翠蓮は龍眼の封印を解いたんだよ。」
「龍眼?あたしのデータベースには登録されてないな?
それは何なんだ?」
と首を傾げながらヴィータはアルシアに問う。
「龍眼はね。翠蓮の一族。剣竜家が持つ龍神様の眼だね。
代々片眼にのみ龍眼は宿るんだよ。
ほら翠蓮の右目だけ色が違うでしょう。」
「本当だ。」
「説明に戻るね。
その龍眼を使えば身体能力が大幅に上がるのよ。
攻撃力と防御力とかね。
だけど一つだけ欠点があってね。
龍眼を封印している状態だと翠蓮は天然馬鹿の女の子になるの。」
とアルシアはヴィータに言う。
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