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「あっ。なるほどな。だからさっきは自爆ばかりしていたのか。」
「そうだよ。だから俊一に言ったんだよ。
けどね。もう俊一は勝てないよ。
あの状態だとお父様でもやっと勝てるぐらいだから・・・・」
アルシアは翠蓮と俊一を見ながら言うのだった。そして遂に・・・・
「これで終わりです!」
「し、しまっ・・・・!?」
翠蓮は俊一の上半分の顔を手刀で切り裂く。
俊一の上半分の顔は塵と化し残った俊一の身体は静かに倒れた。
「やり過ぎてしまいましたか?いや。卑怯な輩には相応しい最後です。」
と翠蓮はその場から去ろうとしたが
妙な寒気と圧力を感じ後ろを見た。
そこには・・・
「ば、馬鹿な・・・ありえません・・・・」
彼女が見たのは上半分の顔を失った俊一の身体が立ち上がっている姿であった。
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