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「・・・かくです・・・」
「へっ?」
「不覚です。まさか拙者がたった一撃で動けなくなるなんて・・・・」
と顔を紅くしながら翠蓮は立ち俊一に近づき
「あれはその・・・・」
「拙者の負けです。そしてこれが敗者である拙者の出来ること。」
「へっ?ムグ!?」
と突然。翠蓮は俊一に接吻をしたのだ。
何が起きたのか理解出来てない俊一。
だがアルシアは理解できたみたいで頬を膨らませた。
「そうだよね。剣竜家の女の子はあの掟があったね。」
「っ・・・あの掟ってなんだよ!アルシア!!」
接吻を終えた俊一がアルシアに問う。
「簡単な話よ。剣竜家の女の子は男に負けるとその男に接吻し求婚するのよ。」
「なるほどって!?求婚!!?」
と驚きを隠せない俊一。
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