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「そ、そう大声で言わないで下さい。」
と更に顔を紅くし翠蓮はもじもじする。
それを見てドキとする俊一。
「可愛い・・・って!馬鹿か俺は!!少し落ち着け!!」
と戸惑う俊一。
そして地上に降りたアルシアは小さい十字架を取り出し耳にあてた。
「もしもし。刀牙おじ様。翠蓮が俊一に負けました。
はい。それで求婚をしました。・・・・・って。切れちゃた。」
「アルシアは今誰に連絡したんだよ?つーかそれは電話なのか?」
と俊一はアルシアに問う。
「えっと。天界のゼウス様の部下。龍騎将刀牙おじ様に連絡したんです。
翠蓮が負けた事と求婚した事を。
そしたらおじ様。怒り泣いてしまって。」
「そりゃ。怒り泣くだろう。
つーか俺。どうなるんだろうか?」
と冷や汗をかきながら天を見ながら俊一は言うのであった。
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