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「お待たせしました。」
とエプロンをつけた翠蓮が台所から料理がのったお盆を二つ持ちながら出てきた。
「今日は和食です。」
とテーブルの上に焼き魚、みそ汁、豆腐、ご飯を置く翠蓮。
「待てました。朝は和食だよね。」
「はい。今日の夜はヴィータさんの言っていた。ハンバーグ等の洋食を作りますね。」
「サンキュー!」
と笑顔で言うヴィータ。
「あの翠蓮。もしなんなら俺も夜は手伝うぞ?」
「大丈夫です。拙者は居候ですから料理等は拙者がします。」
「あたしも同意だ。洗濯などの家事はあたしがするからな。」
「そ、そうか。(なんか良い娘だよな。ん?)
そういえばアルシアは?」
と周りを見ながら俊一はアルシアが居ない事に気付き二人に問う。
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