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「あたしが起きた頃はまだ寝ていたな。」
「そうでしたね。拙者も一応声をかけたんですが・・・・」
と翠蓮が最後まで言おうとすると階段から何かが転がり落ちる音が聞こえ
数秒後。
「お、おはようございます。痛っ・・・・」
美少女には似合わない巨大なたん瘤が出来たアルシアが居間に入ってきた。
「おはようございます。」
「おそよう。」
「お前だけだぞ遅いのは?」
「ごめんなさい。少しやることがありまして。」
とたん瘤を摩りながら言うアルシア。
「さてとごちそうさま。翠蓮。美味しかったぜ。」
「それは良かったです。」
と笑顔になる翠蓮。そして俊一は時計を見ながら
「さてと・・・・」
俊一は隣の部屋に行き一瞬で白を強調した学生服に着替えた。
「早っ!?」
「早着替えは得意だからな。」
「って言ってますがネクタイが曲がってますよ。」
とネクタイを直す翠蓮。
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