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レオン「詳しい事はそのチップに書かれてるはずだ。」
アーサー「あんたの口からは話せ無い…。」
レオン「あぁ。
近い事を言えるとすれば、体内にスティモシーバが入ってる。」
シルバ「!」
驚くシルバにリーゼが聞く。
リーゼ「知ってるの?」
シルバ「うん…。
だけど…、信じられ無い…。」
セリナ「何が信じられ無いの?」
恐る恐るシルバは言う。
シルバ「スティモシーバ。
通称…脳埋込チップ。
脳内に…、電極を埋め込み…、電流で…脳を操作する方法。
パーキンソン病等の…筋肉痙攣の制御に利用したり…、極度な肥満の人の…ダイエットとして…食欲制御をしたりするの。」
ミリア「脳の手術は怖いですね。」
シルバ「スティモシーバが本当に怖いのは…、それは同時に…人が人を操れる様に成る事…。」
マルス「マインドコントロール。」
シルバ「うん。
だから…倫理に反するとして…、余程の事が無い限り行われ無い…、殆どタブーな手術方法なの。」
ジュン「人が人の感情を操る…。」
シルバの説明を聞き、レオンは納得する様に頷く。
レオン「流石に博士の妹だけの事は有るな。
それだけの知識、それに仲間達が居れば、後は大丈夫だな…。」
シルバにプラチナのミームを託す事が出来たと確信するレオン。
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