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前回までのあらすじ
動物と人間を掛け合わせて生まれる獣人。
獣人は人間の奴隷、若しくは臓器提供として道具扱いされてた。
日米国不死鳥の獣人育成施設で育ったアーサー、ナタリー、サラ、ロジャー、マルス、ルーイ。
月に一度の臓器提供を運良くパスしてたが、最高学年に成る時にサラは臓器提供に連れて行かれる。
施設の卒業日。
親友達がバラバラに引き取られてく中、アーサーは運命の出逢い果たした。
獣人を人として接する事が出来る人間の少女。
少女の名はエルダ・ペン。
俳優として名高い名家の当主。
友人を作りたいとアーサーを引き取るのだった。
アーサーはアーサー・ペンの名を貰い、エルダの執事兼マネージャーに成る。
バラバラだった親友達と再会し、家族としてペン家で暮らした。
様々な出逢いを経て、親友や家族が増えて行く。
多くの獣人と星を救いたい。
そう願うエルダは、貿易関係の仕事をしたいと言うアーサーの願いに自分の願いを重ね合わせ、貿易会社竜宮城カンパニーを設立するのだった。
ペン家が所有する世界七ヶ所の土地に七つの支社を作り、人知れず多くの獣人を救い、星の修復を試みる竜宮城。
青年へと成長し、竜宮城社長とエルダのマネージャーの二重生活を正に獅子奮迅と熟なすアーサー。
そして家族と親友達。
そんな最中、アーサー達の後を付け狙うかの様に、黒い影が忍び寄るのだった…。
獣王
改め、レオン。
ナンバレスを束ねし獣人の王。
闇より現れし黒獅子。
それはベロニカの予言か。
将(はた)は宿命か。
彼はアーサーと対峙する。
アーサー
アーサー・ペン・ドラゴン。
伝説の円卓の騎士王、アーサー・ペンドラゴンの名を持つ白獅子。
それは予期せぬ偶然か。
将は必然か。
彼はレオンと対峙する。
黒獅子と白獅子
互いに相容れぬ色を持つ王。
闇が光を飲み込むのか。
光が闇を掻き消すのか。
彼等は運命と対峙する。
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