第三章

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それくらいかとテールは呟き言った。 「正確には、王族と初代魔王とその関係者だけどな。」 驚いているシエロを横目にテールは、続けた。 「初代魔王とその部下はここに城を建て、この土地に魔法をかけ闇の力が使える魔物を下部(しもべ)として生み出したらしい。」 「もし君がいなくなっても……。」 「魔物は、王国を襲うぜ。 魔物に命令できるのは、初代魔王だけだ。平和になんてならない。」 シエロは、それを聞いてどうすればいいか考えたが答えは、出なかった。
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