第三章
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すると、シエロの周りに闇が渦巻いた。 中にいるシエロは、前に受けたテールの魔法とは比べものにならないほどの闇に驚いた。 しかし、冷静に光の力を発散させた。 部屋は、一瞬明るくなったがすぐに闇が訪れた。 一瞬じゃ意味がないとシエロは、悟った。 闇が渦巻きシエロの気力を奪っていく。 その時あることに気がついた。
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