第三章

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半分になってもまだ落ちない。 何度か素早く切り裂くと急に木の葉は、落ちた。 「今のは、なんですか?」 振り返るとフルールが立っている。 自分でも何が起きたかわからないシエロは、答えられなかった。 「とても速かったですね。」 フルールの言葉でシエロは、気がついた。 木の葉が遅く動いたのでわなく自分が速く動いたのだと。
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