第三章
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テールは、心を闇に飲まれないようにしながら修行を続けた。 ふぅ~と一息ついたシエロは、窓から空を眺めていた。 グリーム国で見ていた空と何も変わらない綺麗な空だった。 シエロが少し感傷に浸っていると突然ドアが開きテールが入って来た。 「修行上手くいってるか?」 シエロは、テールの方を見ずに答えた。 「あんまり上手くいかないな……」 「まあ、そんな簡単に習得できるものじゃないしな。」
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