第三章

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そこでテールは、小声でシエロに言った。 「部屋に入ったら一切しゃべるなよ……」 そう言いテールは、静かにドアを開け部屋に入った。 その部屋には、ぬいぐるみなどが置いてある、どう見ても女の子の部屋だった。 よく見るとベッドには、フルールが寝ている。 勝手に女の子の部屋に入ってしまったシエロは、慌てた。 そんなシエロにテールは、小声で言った。 「大丈夫だ。バレなきゃいい。バレたらヤバイけど……」
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