第三章

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フルールの動きに対応して完璧に避け続けた。 部屋では、一分も持たなかったのに、シエロは、そう思いながら避けていた。 しかし長くは、持たない。 集中が切れるとともに、ぬいぐるみを取られてしまった。 「なかなかよかったぞ!」 疲れて座りこむシエロにテールは、言った。 「ありがとう……。」 息を整えてシエロは、言った。 それから朝になるまで交互で挑戦し続けた。
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