第三章

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雷の一属性しか使えないあいつが当主なるなんて普通ありえない。 けど代々当主は、長男がなるものだとと定められている。 王族が定め守っていることを下のものが破って良いわけない。 だからどの家でも弱い当主がいたりする。 しかし、どんな時も国王に弱いものは、いない。 光属性が使えることもあるが魔力の量も桁違いらしい。 それこそが王族の由縁なのかもしれない。 当主について考えごとをしているラグーザを気にせずトーマスは、話続けた。 「まあ、2ヶ月たちあいつが死んだことになれば、すぐにお前を次期当主にしよう。」 次期当主 ずっと前から憧れていた。
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