第一声-良い学園生活を送るには?

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第一声-良い学園生活を送るには?

帰りのHRが終わると俺とユズは教室を後にした。 廊下を歩き部室を前に入り、先にいたミヤがハガキを数えていた。 「ミヤ今回は何枚入ってた?」 「じゅ10枚ぐらいです。」 「なるほど、いつもと同じ17時15分スタートだからな。じゃあ準備しとくか。」 俺は部長として指示を出す。 「ミヤは電源入れて今日も音量調節に回って。」 「ユズは俺と一緒にマイクの前ね。」 「わ、わかってるわよ。」 まだ緊張してるのか・・・まぁ普段のミヤほどではないな。 「まぁお願いね。・・・・・・ミヤ合図よろしく。」 ミヤが窓ガラス越しに頷く。 「あ~テステス。音量大丈夫?」
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