94人が本棚に入れています
本棚に追加
一旦置いてもらう話は変わったが、幽霊?はさっきからテンションが高くはしゃいでいる。正直うるさい……
女の子でこんなに騒がしいやつ初めて見た気がする。
『これは何!?』
幽霊?は俺が食べようとしているカップ麺を指差し尋ねてきた。
「カップ麺だろ。知らないのか?」
『知らないわけないでしょお。どう見てもサンマには見えないし、完全なるカップ麺でしょお。』
あーぶっ殺してえ……
お前から何か聞いてきたんだろが
幽霊?はカップ麺をまじまじと見つめ、おねだりをするような眼差しで俺を見つめた。
『これ、ちょっと…』
「だめ。」
こっちはカップ麺生活なんだよ!
それにまだ給料も入らないから厳しいのだ。
「大体幽霊だったら食わなくても大丈夫だろ?」
『いや、あたし1/3人間なんで。』
知らねえよ……
最初のコメントを投稿しよう!