あいつ

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一旦置いてもらう話は変わったが、幽霊?はさっきからテンションが高くはしゃいでいる。正直うるさい…… 女の子でこんなに騒がしいやつ初めて見た気がする。 『これは何!?』 幽霊?は俺が食べようとしているカップ麺を指差し尋ねてきた。 「カップ麺だろ。知らないのか?」 『知らないわけないでしょお。どう見てもサンマには見えないし、完全なるカップ麺でしょお。』 あーぶっ殺してえ…… お前から何か聞いてきたんだろが 幽霊?はカップ麺をまじまじと見つめ、おねだりをするような眼差しで俺を見つめた。 『これ、ちょっと…』 「だめ。」 こっちはカップ麺生活なんだよ! それにまだ給料も入らないから厳しいのだ。 「大体幽霊だったら食わなくても大丈夫だろ?」 『いや、あたし1/3人間なんで。』 知らねえよ……
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