あいつ

13/16
前へ
/186ページ
次へ
俺はその後何もしないで部屋でマッタリとしていた。 幽霊?は壁をすり抜けて隣の部屋を見たりしていた 『ねえ~暇だよお~』 「知らねえよっ!」 『どっか行こうよお~』 ふざけるな。ガソリン代節約してるんだよ 「大体な!こんな時間にどこ行くんだよ!」 『う~ん...まあとりあえずドライブとか行きますか!玲ちゃん!』 俺は自己紹介すらしてないのに名前を呼ばれた。心を読むとかマジらしい。MP消費したのかな? そして、こいつに玲ちゃんと呼ばれた事に萌えてしまった自分を消し去りたいと思った。 「はいはい。明日連れてくから」 『仕方ないなあ...チッ』 舌打ちしましたよね?
/186ページ

最初のコメントを投稿しよう!

94人が本棚に入れています
本棚に追加