7/7
前へ
/186ページ
次へ
あと少しでアパートにたどり着く。この短い距離がしんどく感じる… 夕焼けに染まる町並みにまだセミが鳴いていた ~♪~♪ なんだよまたか…せっかく良い気分に浸っていたのに。俺は嫌気がさしたがまだ二度目なので出てみることに。 「はい?」 『あなたは当選したっち!今から行くっち♪』 懸賞でも当たったかと期待はしたが応募した覚えはない 「……来れるもんなら来てみるっち」 俺はマネして返事をした。 俺は通話を切ろうとしたらなんかわめいている。 『言ったな!?言ったよな?その言葉忘れないズラよ』 「……おう。」 『んじゃお家で全力で待ってなさい♪』 全力での意味がわからないが、イタズラだと思い気にしないことにしておいた。 そしてボタンを押して電話を切った。
/186ページ

最初のコメントを投稿しよう!

94人が本棚に入れています
本棚に追加