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あと少しでアパートにたどり着く。この短い距離がしんどく感じる…
夕焼けに染まる町並みにまだセミが鳴いていた
~♪~♪
なんだよまたか…せっかく良い気分に浸っていたのに。俺は嫌気がさしたがまだ二度目なので出てみることに。
「はい?」
『あなたは当選したっち!今から行くっち♪』
懸賞でも当たったかと期待はしたが応募した覚えはない
「……来れるもんなら来てみるっち」
俺はマネして返事をした。
俺は通話を切ろうとしたらなんかわめいている。
『言ったな!?言ったよな?その言葉忘れないズラよ』
「……おう。」
『んじゃお家で全力で待ってなさい♪』
全力での意味がわからないが、イタズラだと思い気にしないことにしておいた。
そしてボタンを押して電話を切った。
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