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事故を聞いた日から私には感情がなくなった、最初は毎日泣いていた。
何日か過ぎると涙は出なくなった、そして感情を感じなくなった。
自分が今怒ってるのか、悲しんでいるのか、わからなくなった。
後にも先にもこんな事はなかった。
私 (・・・理恵・・・)
言い表せない感情のまま一週間が過ぎた。
私 (病院に行こう・・)
私はもう彼氏ではない、という思いとがあって中々病院に行けなかった。
私 (お母さん・・・)
集中治療室の前に理恵のお母さんがいた。
お母さん 「○○君・・」
お母さんとは何度か面識があり良くしてもらっていた。
私 「理恵さんは大丈夫ですか?」
お母さん 「まだわからないの・・」
2人は何も言えず只泣き崩れた。
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