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なっちゃんや先輩たちのお陰でだんだん確実に悪い道へと進んでいった。
2つ年上の先輩にクニヤ君という先輩がいた。
ヤンキーってわけじゃないけど、なぜか人に好かれるというか、憎めない人だった。
そしてなぜか俺もクニヤ君にかわいがられていた。
なっちゃんと時間が合わない時はクニヤ君の家に遊びにいく事が多くなった。
クニヤ君の家はプレハブで離れを作っていて、一人暮らしみたいなもんだった。
だから勝手に上がって待ってるなんて事もよくあった。
そしてこのクニヤ君から俺達の何か足りないと思っていた物を気付かせてもらった。
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