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さてさて・・・・
あっという間に放課後です。
「はぁー・・・・」
「んー?どないしたんやぁ?」
と隣から声をかけてきたのは、奥村朱雀(オクムラスザク)だ。
大阪に住んでいたらしい。
「い、いや・・・お前もアレ見てたんだろー。」
「あぁ、呼ばれてたね~。どんまいやっ!」
「・・・・」
「まぁ、まぁ、そんな落ち込まんでもえーやないの」
「だってぇー。これは俺が体験するんじゃなくてさ・・・」
そっから朱雀に思いっきり語った。
「そんなん語ってる暇あったら、先生のとこいっといでー。」
俺は朱雀に教室から追い出されてしまった。
「・・・・・・ハァー」
とぼとぼと歩きながらアイツのもとへ向かう。
「鈴木先生~?藤原ですー」
俺は教室のドアを開けて言おうとしたんだ。
けど、
「・・・ぁん、せ、・・・先生っ・・・///」
・・・・・・(´・w・`)
こ、これは・・・・
あれかぁぁぁっ!!!
あはん、うふん・・・ではないのか??
俺はドアの近くで座り込み、盗み聞きをした。
※よい子のみなさんはマネをしないでください。※
盗み聞きをし始めてから・・・
「先生っ・・・そ、そんな・・・・モノ・・・らない・・・!」
「何、言っているんだ・・・君から誘ってきたんだろう?」
「だけどっ・・・・!」
いやー・・・・
これは、これは・・・
いいネタをwww
それから数十分後
「先生・・・ありがとうございました・・・。」
「あぁ・・・」
ん?これは出てくるな・・・。逃げなくては!
と少し離れた場所で俺は身をひそめた。
ガラガラ---
パタパタ・・・
男子生徒は走って行った。
・・・・俺は、鈴木のとこに行かなくてはいけないんだろうか・・・・。
「ハァーーーー」
俺は何も知らないふりをしながら鈴木のいる教室に入った。
「鈴木先生~、藤原です。」
「・・・お前、遅い。」
「いやぁー。友達にちょっと捕まってしまったんですー。許してくださいー。」
「・・・許す気がなくした。」
「・・・えー・・・・」
鈴木のヤロー・・・・はじめっから許す気なかっただろ・・・
「で、用はなんですか?」
「あー・・・えっと」
・・・・・・といった後からお互いに無言。
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