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「うえ、だ……家帰ったらね?」
「んー、じゃあ帰ろ?」
上田がお疲れと俺たちに言って楽屋を出る、中丸は自分の荷物と上田の荷物を持って上田の後を追いかけた。
挨拶ぐらいしろよ!
「帰るぞ、バカ田口!」
何も持たずに楽屋を出て行った聖。
いや、だから挨拶しろよ。
「え、こーき!カバン忘れてる、ほんとかわいいなぁ」
田口の顔もだらしないぐらいに崩れていた。
顔面、崩壊だ。
田口は聖のカバンも持って俺の方を見た。
「お疲れ、亀梨君」
「あぁ、お疲れ」
…田口、挨拶できるんだ。
上田の尻に敷かれる中丸、聖は気付いてないだろうけど田口に振り回されてる聖。
あいつらうまくいってんだな。
「俺も帰ろ」
そうだ、あいつは今日本にいるはず…何をしてるのかはわからないけど、行ってみるか…CLUBで遊んでるかもしれない、友達と飲みに行ったりしてるかもしれないけど、ラブラブな二組のカップルを目の前にして何故か無性に会いたくなった。
電話してみよう。
アドレス帳のいちばん上の番号を出して発信ボタンを押した。
20100209
果てしなくKが可哀想…ww
ちなみに、「右だ!左だ!上田」は僕が考えた←
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