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目を凝らして再び読み返すが、やはりそこには2人と記載されていた。
『馬鹿な…。』
戸惑いの隠せない俺は、必死に記憶を呼び起こす。
…。
…。
しかし、記憶の中の説明が変化することはなかった。
そこには鮮明に1人と記載されていた。
『いや、俺の記憶は間違っていない。あの不気味な本屋で読んだ際には、確かに1人と書かれていたはずだ。であるとすれば、理由は1つしかない。文章が…変化している?』
言い様のない恐怖が全身を包み込む。
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