epilogue ~永遠~

15/55
前へ
/654ページ
次へ
呼吸を乱しながら、恐る恐る顔を上に向ける。 …。 …。 …ソレはそこにいた。 ニタリと笑いながら、男をじっと見つめていた。 『ひっ。』 男は微かに悲鳴を上げ、必死の形相で部屋へと飛び込む。 『早く…鍵を…。』 ガチッ。 ガチッ。 慌てて鍵を掛けようとするが、手が震えるせいか、なかなか上手くいかない。
/654ページ

最初のコメントを投稿しよう!

761人が本棚に入れています
本棚に追加