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彼は腹部に歯を突き立てると、またもや凄まじい速度で紗香を食べ始めた。
腹、胸、右手、左手、尻、性器、左足、右足。
本当に身体に収まるのかと疑いたくなるほどの量を、彼は次々と飲み込んでいく。
ベチョ…バリッ…ガリッ。
山之内は相変わらず顔を背けていたが、陽助の咀嚼する音は聞こえていた。
そのため、そこで展開されているであろう光景を、想像せざるを得なかった。
『…うっ。』
ビチャビチャビチャ。
彼はついに我慢できなくなり、逆流してきた胃の中身を吐き出してしまった。
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