01、ノンフィクション

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委員長の血が溢れていたグロイ 胃から食べたものが出てきた。 皆も嘔吐していた。 殺されると危機を感じた俺達は、両手を上げた。 1番前の兵士が何か手で合図した。 何の合図だ? 撃ってきたらと考えると恐ろしい 兵士達は、膝をついて発砲した。 パパパパパッ と軽いマシンガンの音 銃弾が見えない速度で飛んできた。 畜生撃ってきた。 悲鳴の中に俺と洋間と栞は、後ろで体制を低くして震えていた。 ダンッと発砲した銃弾が栞の右肩に当たった。 栞は、必死に声を抑える。 「おい!」 洋間は、立ち上がり叫んだ。
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