01、ノンフィクション

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路地から少年について行き 少年は、マンホールの前で止まった。 「ここ」 と言ってマンホールを開けた。 マンホールの中に入ると 臭いトイレの排水の臭いがする。 さらに臭くなりそうなので言わなかった。 「俺は、須坂 仁(スザカ ジン)よろしく」 俺は、声を荒らげて 「この新東京は、どうなってんだ!」 仁は、鼻で笑い 「何言ってんだこの国は、昔からそうだろ」 栞は、肩を抑えながら 「ノンフィクションタイムって本当にあったの」 「どうやらこの中で賢いのは、ねぇちゃんだけのようだな」 何かむかつく と心で呟いた。
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