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路地から少年について行き
少年は、マンホールの前で止まった。
「ここ」
と言ってマンホールを開けた。
マンホールの中に入ると
臭いトイレの排水の臭いがする。
さらに臭くなりそうなので言わなかった。
「俺は、須坂 仁(スザカ ジン)よろしく」
俺は、声を荒らげて
「この新東京は、どうなってんだ!」
仁は、鼻で笑い
「何言ってんだこの国は、昔からそうだろ」
栞は、肩を抑えながら
「ノンフィクションタイムって本当にあったの」
「どうやらこの中で賢いのは、ねぇちゃんだけのようだな」
何かむかつく
と心で呟いた。
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