01、ノンフィクション

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ビルに激突して止まったバスは、右に倒れていた。 「うっ…ここは?」 一瞬何が起きたか忘れていた。 隣に倒れる栞と洋間 「皆!柏木さん洋間!」 倒れている二人を見て混乱しそうにだったが 皆少しずつうめき声を上げながら立つ 皆、怪我がないのですごく安心した。 「バスから出よう」 男子が肩車などして女子を上げてバスから出た。 女子の最後に出た栞を俺が上げてあげた。 栞は、微笑み 「ありがとう」 と言った。 栞がその時少し頬が赤かったのには、気づかなかった。 生徒の一人が 「ここどこ?」 「新東京だよな」 「とりあえず警察」 と思い思い話していた。
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