母親「生存フラグ? 何よそれ、おいしいの?」

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 そういえばさっきから少女が会話に参加して……隣にすらいない。消えた。やだこわい。  俺が辺りをキョロキョロ見回すと、それに気付いたショタが「姉さんなら先に集落に帰ったよ」と状況説明をしてくれた。 「そういえばお前、身分は?」  ショタさん……ショタが俺の身分を尋ねてくる。ここで下手な選択をしたら首飛ぶんじゃなイカ?  とりあえず「えー? 当ててみてよー」と間延びした声でギャルみたいなアホな回答に徹する。 「気持ち悪っ。なんで女の声が出るんだよ。姉さんより高いぞ」 「出るもんは出る。物真似で出るようになったお方も存在するんだぞ」  俺は女性の喘ぎ声真似してたら出た。金なんて無いので、携帯でサイトのサンプル動画とか見て。パソコンも無い。自分でも、どうしてここまで俺にオタク文化が根付いたのかよく分からない。 「んー……まず転移できる時点で下層民じゃないだろ? で、人質になるってのにその余裕。服もかなり清潔にされてるし……」  ショタさん、考え込んでますwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww考えたって答えなんか出やしないのにねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwショタざまあwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 「かと言って言動には落ち着きがない……男爵辺りかな?」 「貴族の中でも最下級wwwwwwwwwwww貴族だと思ってくれただけ有難いけどもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」  いや、もうちょっと上だ……あれ? ま  ち  が  え  た
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