もっと・君に伝えて・・・<キスよりもっと>

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相変わらず視線は痛いけど。 「あっ、そういえば朝見たんです!」 「何を?」 凌のそばにいれば平気な気がして、会話も自然なものに。 「練習、してましたよね?」 「あぁ、あれ。琢磨に出来るようになって欲しいんだけど」 チラッと琢磨を見れば、 「あのな、俺は普通の高校生なの!NBA選手じゃねぇっつーの!」 「僕も普通の高校生だけど?」 「お前と一緒にすんな!お前、絶対『ピキーン』とかって何かを感じるタイプだろ?」 「なに、それ。僕は偏頭痛もちじゃないよ?」 「アホか!ニュータイプって話だろ?!」 「・・・・・・なに、お馬鹿な会話してるの?」 .
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