もっと・君に伝えて・・・<キスよりもっと>

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「お風呂、どうする?折角だから大浴場行ってみる?」 そんな手塚の声に「そうですね」と呟いて、ふと窓の外を。 「あ」 「なに?」 「い、いえ!先輩行ってきてください!あたしちょっと――」 そう言って慌てるように部屋から出ていった。 手塚も窓から外を覗いて。 見えた人影に「なるほど」と呟く。 「これでやる気が出るなら言うことないんだけど」 そう口にしてカーテンを閉めた。 .
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