もっと・君に伝えて・・・<キスよりもっと>

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どうやって部屋に帰ったのか。 お風呂は結局部屋の小さなバスルーム。 「おやすみ」 手塚にそういわれても、部屋が真っ暗になっても中々寝付けなくて。 頭の中で繰り返すのは、 『優勝したら――』 彼のあの言葉ばかり――。 そして、 「おはよう」 「・・・・・・おはようございます」 気がつけば朝だった。 朝食はバイキング。 「こら!食べ過ぎるな!動けなくなったらどうすんの!!」 そこでは元気な手塚の声がレストランに響いてた。 .
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