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「たくさんの応援、そしてお祝いの言葉、本当にありがとう」
「ありがとうございます！」
「そうそう、続きは？って声もたくさん頂いてて。本当に嬉しい限りだね」
「はい！」
凌の声ににっこり笑う美穂。
だから、凌もにっこりと爽やか過ぎる笑みを見せ付けて。
「僕も気になってたんだ」
「何がですが？」
「続き」
「･･････はい？」
「ほら、約束」
「･･････」
「俺、頑張ったよね？」
いきなり変わる一人称にドキリとしてしまいながらも「いや、それは･･････」と口にする美穂。
「みんなも気にしてると思うんだけど？」
「イ、インハイの結果ですかね？」
「それもだけど――」
彼の台詞が美穂の背中がゾワリとさせて、
「俺と美穂のセッ――」
「ダメ――ｯ!!」
美穂は慌てて凌の口を両手で塞いだ。
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