34026人が本棚に入れています
本棚に追加
「折角解除したのにまた年齢制限かけられちゃうじゃないですか!」
「ん?そんなに激しいのが好み?」
「そんなこと、言ってません!!」
「君は怒りっぽいなぁ。女の子はもっとカルシウムを取らないと」
「――先輩っ!!」
叫ぶ美穂に「冗談だよ」なんて笑う凌の声は虚しくて。
「さて、今日も汗をかこうかな」
「・・・・・・」
「勿論、部活でだよ?」
「なにも言ってません」
「いや、君が中々動かないからキスでもして欲しいのかと」
「思ってません!」
「そんな素直じゃないところも好きだよ」
そう言っていきなりキスなんてするから――
「わぁ!」
「色気の無い声だね」
「そーゆー問題じゃ」
「なら、どういう問題?」
「――あぁ!もうっ!部活ですねっ、部活!!さっさと行きましょう!」
-end-
相変わらずの鳴海先輩でした^^;
本当に皆様、ありがとうございます。
今は余裕が無く続編に手をつけることが出来ませんが、
必ず、ここに凌と美穂は帰ってきますので待っていていただけると嬉しいです。
2011.11.2 ひな。
最初のコメントを投稿しよう!