-私の秘密-

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『祐理ーぃ 早くチョコ食べたい』 「だからあとちょっと」 『ちょっとってどれくらい??』 かわいく甘えてくる雅斗。 なんか懐かしい。 1年…長かったな。 雅斗のファンから嫌がらせうけたり 陰口たたかれたり。 そのたびに雅斗が守ってくれたんだよな~。 綾と武井もくっついたし! 『懐かしいね。去年のこと』 「うん。」 『俺、1年たった今でも すげぇ祐理のこと好きだよ』 「あっあたしも…」 『あたしも何~? 祐理は本当照れ屋だなぁ。 そこは変わってないんだね。』 そう言って後ろから抱きしめられる。 そう。 あたしが素直に"すき"って言えないせいで 大変だった。 あんなことが起きるなんて… .
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