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「オマエはこの空どう見える?」
寂しくNチビに聞いてみる。
理論的には昼間に比べて気温が低い為、エンジンがオーバーヒートしにくくなってイイと思うけど。
『パイ~ン…』
まるで『知ら~ん…』と言ってるかのようにどうでも良さそうな反応だった。
女の子には興味をしめすけどこうゆうのは興味無いんだな。
そんなこんなで5連カーブ手前までやって来ると、まずは6速をいっぱいいっぱい使って充分車速を上げていく。
それから最初の左カーブに入る直前で、思いっきりブレーキをかけながらギヤを以前走った時に調子良かった4速まで下げつつ、車体を左に傾けてカーブに進入する。
タイヤを変えてから初めてこのカーブを走ったけれど、もう少しスピードを残したままでも進入出来そうだ。
そこから更に車体を傾けていき、カーブの中間をさしかかった所で道幅の一番内側をかすめるように駆け抜ける。この時タイヤがズルズル滑ったけれど、余裕でコントロール出来る範囲だったのでなんなくヒザを擦りながら駆け抜けた。
ある程度曲がりきれた感じになると、ゆっくりアクセルを開けていって立ち上がる。この時もタイヤがズルズルして外側へ引っ張られるけど上手くアクセルを調節してカーブ出口を目指して加速していく。
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