ある日、吹雪の山中にて。
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コージは息を呑み、ドアノブを握る。 それからドアをノックして、扉を開く。 。 コージの瞳に、部屋を照らす電灯、ベッドや机、本棚が映り、そして……。 「……え?」 人間が、いない。 目を凝らして辺りを見回す。 しかしいくつかの部屋と同じで、人間が居た形跡だけが残っているだけである。 酷く目眩がした。 最初からこの館には人っ子ひとり、人間は存在していなかったのだ。 背中に冷や汗が伝い、服が皮膚に張り付く。
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