宿命

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唐突だ。あまりにも唐突に、訳の解らん…… 「俺には関係無い、第一…」 真鵺の言葉を凰夜が遮る。 「そーれーが、関係有るんや。鬼の力…使えるんやろ?…」 ベッドから立ち上がり身構える真鵺。 凰夜はやれやれと、手を挙げる。 「大事な戦力は傷物にしたないんやけど…、後悔しいなや」 「傷物になんのは、てめぇだカマ野郎」 真鵺を黒い霞が覆う。
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