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今、平成22年である。
そして、京都のど真ん中に位置する、不良達の学校がありました。
そこに、一人の女子が転校してきました。
『ここか。名誉琳高校は………。楽しそうだな。』
少女は門の前で止まってそんなことを呟いていた。
希美はお祖父さんに言われた事を思いだしながら、学校に入っていく。
(「希美よ。これからは、名誉琳高校に通いなさい。お前の前居た学校は退学になったからな~。ちょうど良いだろ?」)
(何がちょうど良いだ!ちっとも良くないって。むしろ、駄目でしょ?)
希美はお祖父さんの言った言葉に対して苛立ちを見せた。
そんなとき、後ろに来た人(多分、遅刻した人)にぶつかってしまった。
それに気付いた希美はすぐさま頭を下げ謝った。
『あっ!すいません!私前をちゃんと見てなくて………。』
希美は謝ったが一向に一声も無いので頭をあげると、ぶつかってしまった本人はその場から居なくなっていた。
(あれ?居ない………。まあいっか。)
言うのを忘れましたが希美は凄く、天然&面倒くさがりです。
でも、頭と体は天才的に良いんです。
テストはいつも、高得点。スポーツも何でも出来る。
希美的に天然なので分かっていない。
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