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春の訪れ
君はせわしなく周りを見回す
小さな脚でﾁｮｺﾁｮｺ歩く
落ちている木の枝を何度もくわえる
“その大きさは無理やろ～”
その枝を離すと少し小振りの枝をくわえる
また君はﾁｮｺﾁｮｺ歩いて何処かに飛んで行く
“巣作りの季節なんやなぁ”
木枯らし吹く季節には見れなかった光景
“春がきたんやなぁ…”
君は愛しい彼女の元へ…
新しい命を授かる準備を整えるため
小さな身体で
何度も何度も枝を運ぶ…
“可愛い赤ちゃん産んでくれよな…”
温かい早春の朝の光景
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