美猫

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君を初めてみた時 時間が止まった 周りの空気も 流れが止まった 僕は君から目を逸らすことが出来ず 息を飲んで君を見つめた 君は僕の視線に気付いたのか ゆっくりと僕の方を見ると ほんの数秒僕を見つめた “なんて美しいんだろう…” 正直僕は君に一目惚れした 美しい毛並み 南の海の様に清んだブルーの瞳 そして何より 他者を寄せ付けない その凛とした表情 佇まい 君にであえた奇跡に 僕は素直に神を信じた 君に触れたい衝動に駆られる 同時に 触れずにこのまま遠くから見ていたい感情 相対する感情は紛れも無く “恋” 僕の初恋 叶うはずもない 切ない初恋 あの日から僕は君に会いたくて 初めて君をみたこの場所に通いつづける 今は君を見れるだけで幸せだから いつか触れてみたいけど それまで 色んな話しをしよう 君の声は聞けないけど 僕は君にこの想いを伝え続ける いつか君と 温かい日だまり中 君をこの手の中に抱きしめて 幸せを感じたいから ねぇ[?] 君にこの想い いつか届くかな?
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