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自分がいつから同じ一日を過ごすか忘れてしまった。
一日経てば俺の記憶以外は全て元通りだ。
消しゴムをなくしても一日経てば筆箱の中。
怪我をしても一日経てば傷跡すらない。
友人と喧嘩しても一日経てばいつも通り。
宝くじを当てても一日経てばまた戻る。
人を殺しても一日経てば生き返る。
何をしても周りは変わらない。
人を救っても、次の日にはまた同じ状況に戻る。
そんな壊れた日常の中に、俺は一人で生きていた。
俺は狂って自殺した。
それさえ戻された。
俺は狂うことさえ許されない。
変わらないことは、こんな世界を作った神様をぶち殺してやりたいという気持ちだけだった。
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