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なんてまあ今までの俺だったら 絶対言うはずない言葉だから これからも言うつもりは さらさらなかったんだけど… 「楓、俺なんかした?」 「なーにが」 「…今日一日中ブスーッとしてましたけど」 「してないしてない」 そんなふうにさらーっと 俺が必死に閉じている扉を 開いていっちゃうのよ、あなたはさ。 「そうか?」 「うん」 信じてくれてる貴方を 傷付けたくはないんだよ? 「…あんまり我慢しなくていいんだぞ、恋人よ」 「誰だよ、それ」 こうやって二人で笑えたら 俺の嫉妬心はリセットできるしね End 意味不失礼しました(;_;)
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