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私はあの日いじめられて、友達もいなくて、学校に退学届けを出しに、学校に向かった。
すると……門の前で私とぶつかった男子生徒が、
「ゴメン!大丈夫?」
と言ってきた。
そんな言葉最近全然言われてなくて、私は涙をこぼした。
「ゴメン!泣くほど痛かったかぁ…」
その男子生徒は私の前に腰を下ろし泣きやむのを待ってくれた。
「違うんです…ゴメンとか大丈夫とか言われた事なくて…」
私がそう言うと…
その男子生徒が、
わたしのカバンから落ちた物を全部拾い始めました。
その時退学届けを見られてしまいました。
「君退学するの?」
「うん。」
すると彼は立ち上がり、
「そんな言葉俺が言ってやるから、退学なんてすんなよ!」
私は号泣してしまった。
「なんかさぁ色々あるけど、お互いがんばろっ。退学はすんなよ。君が退学したら、悲しむ人がここにいるんだから!」
私は泣きながら、うなずいた。そして、彼は…帰って行った。
そんな彼に私は…………
恋をしました。
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