序章2

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戸惑いつつも薬を作った理由を聞いてみた すると山南さんはよく聞いてくれましたね、と微笑んだ 山南「いや、ね。前々からより安全に潜入調査が出来ないか、と思っていたんですよ」 そこで私は考えたんです、人と人の人格を入れ替えられないかと そんなことが出来たのなら、新選組の者と怪しまれずに潜入調査が出来ると思いませんか? と、山南さんは続けた みんなは静かに聞いていた 彼の話しを聞いて土方さんは少し納得の色を見せた 沖田(土方)「だから最近、やたらと部屋に篭(コモ)ってたって訳か」 平助(斎藤)「ところで総長。その薬の効果はどのくらいの期間なんですか?」 原田(平助)「あぁ、確かに …ずっとこのままって訳じゃない……よ、な?」
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