序章2

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平助……君じゃないんだよね、斎藤さんが薬の効果について質問したら、原田さん……じゃなかった、平助君が不安そうな声を漏らした 質問された山南さんはゆっくりと答えた 山南「恐らく1日あたりでしょう。明日には元に戻るはずです」 彼の一言でみんなが肩の力を抜いた 斎藤(沖田)「1日、か。なら今日をどうにかすれば大丈夫そうですね」 沖田(土方)「そうか……、判った。邪魔したな」 土方さんがそう言うとみんなは山南さんの部屋から出ていった みんなが出たと思ったら土方さんはあぁ、と思い出したように山南さんの部屋を覗き…… 沖田(土方)「もうこんなことはしないでくれよ」 と釘を刺した その言葉に山南さんはにこっと微笑んだ そして私たちは山南さんの部屋を後にした
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