1.ミニマム-

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「…潰されたいか?」 ”すみませんでしたっっ!!!” ちっ… 「で、自称サンタさんは何故こんなところにいるんだ?」 ”んなもん簡単だ!” エヘンッ!と腰に手を当て、威張るサンタ。 ”国外逃亡中なんだよ!” いや、それ・・・威張って言うことか? 「自称サンタなのに国外逃亡か?お前、やっぱり怪しいヤツなんじゃ…」 ”ちげぇよ!俺様はただ単にボイコット中なだけだっっ!!!!” あぐらをかいて、ふんっ!とそっぽを向く小人、自称サンタに‥ 「ふーん… あっそ」 岬の反応は冷たかった。 ”オイ、俺様がせっかく話したっつーのに、『ふーん…』はないだろ!『ふーん』はっっ!!!” どうやら、この小人は岬の反応が気に入らなかったようだ。 --… なんか、面倒くさそうだな- 「いや、だって僕は関係ないから。それに、はっきり言わせてもらうとお前がどうと知ったことじゃないし、 お前と話してたら、面倒くさそうだと判断した。よって、君の存在はなかったことにする!」 ”は!?” .
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