1.ミニマム-

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「くそっ! 今日は親衛隊に生徒会メンバーの写真を競りにかけるつもりだったのに…」 寮に着くなり落ち込む岬、 ”まぁまぁ!” 「やっぱり、トイレに流そうか…」 ”は!?えっウソ!??嘘だよな!?えっちょっ… ホント、マジで?!” 小人を握ったまま、トイレへ向かった岬。……と、そのとき- -ピンポーン… ちっ、 邪魔が入った。 岬はしかたなく、目についた空き瓶に小人を放り込み、蓋を閉めた。 ”は!?おいっ!待てやコラッ!!!此処から出しやがれっっ” 中から叩くが、所詮は小人。大して音もしなければ、攻撃力もない。 「…………」 岬はわざと耳を押さえて無視。 -ピンポーン… しつこくなるチャイムに無視するわけにもいかず、岬は確認もせずドアを開けてしまった 「は・・・い……(パタンっ!」 岬は思わず、ドアを閉めてしまった。 ― なんだったんだ!?あのデカいのはっっ!!!! .
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