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「くそっ! 今日は親衛隊に生徒会メンバーの写真を競りにかけるつもりだったのに…」
寮に着くなり落ち込む岬、
”まぁまぁ!”
「やっぱり、トイレに流そうか…」
”は!?えっウソ!??嘘だよな!?えっちょっ… ホント、マジで?!”
小人を握ったまま、トイレへ向かった岬。……と、そのとき-
-ピンポーン…
ちっ、 邪魔が入った。
岬はしかたなく、目についた空き瓶に小人を放り込み、蓋を閉めた。
”は!?おいっ!待てやコラッ!!!此処から出しやがれっっ”
中から叩くが、所詮は小人。大して音もしなければ、攻撃力もない。
「…………」
岬はわざと耳を押さえて無視。
-ピンポーン…
しつこくなるチャイムに無視するわけにもいかず、岬は確認もせずドアを開けてしまった
「は・・・い……(パタンっ!」
岬は思わず、ドアを閉めてしまった。
― なんだったんだ!?あのデカいのはっっ!!!!
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